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会社のために自分を犠牲にするのは間違っている

はじめに

こんにちは、Boxです。

最近電通の高橋まつりさんが亡くなった事件で原因は過労死だと認定され、とても話題になりました。

電通」「東大」「美人」「新卒一年目」

っていう何ともメディアが取り上げやすいキーワードがたくさんあったのでこれだけ注目されたわけですが、日本では年間の自殺者は約30000人います。

まあここらへんのことはいろんなメディアもブロガーも取り上げていることなので、あえてそこで同じような議論はしたくはありませんが、今日は「会社のために個人を犠牲にする」っていうことに対して思うことを書いてみたいなと思います。

スタンスはタイトルの通りですが、会社が個人に勝つってことはありえないし、あってはならないと思っています。

すべては個人ありきです。個人の幸せ以外にこの世界が存在している意味はありません。

会社より相対的に弱い立場の自分の価値

会社に入ると、会社の方針に従うことになります。

上司が右と言えば右だし、社長がリストラと言えばリストラだし。

これはある種当たり前のことではあるし、それ自体は否定はしません。

でも問題なのはそこではない。パワーバランスと選択の自由の話です。

会社には明確な上下関係が存在します。特に欧米の企業と比べても日本は大企業、中小企業問わず上下関係に縛られます。

摂理にもいろんな職業の人がいて、僕はITなので業界の中ではかなり理不尽が少ない方だと思うんですが、商社とかゴリゴリの営業会社の話を聞いていると本当に信じられないことばかり。

上司とか取引先のおっさんのご機嫌を取ったり、言うことを聞いたり。それはまだしも、時には「それ完全にパワハラだろ」と思うことが多いです。

摂理の人は信仰の理由でお酒を飲みませんが、それを面白がって飲ませようとしたり、エスカレートすると「俺の酒が飲めないのか」というトンデモ上司も実際にいるようです。

 

僕は理不尽が大嫌いで、「この世から理不尽を無くす」っていう理念の会社を創りたいくらいw

でもこんな理不尽はまかり通っているし、会社の中にいるとそれが理不尽だと思えないものなんですね。

自分の評価を握っている上司にはどうしても逆らえないし、一歩間違ったらもう出世ができないかもしれません。

一つの会社で働いていると「その会社での評価=自分の価値」みたいになっていくので、会社の望まないことをやって自分の評価が下がるというのは、自分の価値そのものがなくなるように感じられるものです。

「会社のためにプライベートを犠牲にするのは当たり前」
「社会人なら自分のやりたいことではなく求められることをやるべきだ」
「社会をなめてるのか。みんなそうやって自分を犠牲にして成長してきた」

確かにそれは一理あると思います。でも万人に共通する真理ではありません。

自分はその言葉を口にする人のようになりたいのか、そうではないのか。

なりたいならその人の言うとおり、とにかく会社のためにすべてを犠牲にして上っていけばいいと思います。

ももしそうじゃないなら、つらいと思っているなら、もう限界だと感じているなら、自分の気持ちに嘘をついて会社のために生きる必要はありません。

一歩引いて考えてみたら会社ってほんと何でもない

日本に会社がいくつあるか知っていますか?

400万社です。

自分が働いている会社はそのうちの1つです。

1/4000000

です。

空の星、海の砂ですよ。マジで。

 

その一つの会社のために、自分を犠牲にして我慢してるのってバカバカしくなってきませんか?

いくらでも代えはあります。

自分の上司が嫌なら、部署異動を希望してみたらどうでしょう?

いくらでも、とは言えなくても代えはいるんじゃないでしょうか。

今はその会社の構成員になっていますが、その会社がないと自分の人生は終わるのか、と聞かれると終わることはありません。

というかその会社もたまたま出会って、たまたま応募して、たまたま合格して、たまたまその部署になって、たまたまその上司になって、基本的にたまたまの連続だと思います。

そんな風に巡り合ったものに自分の人生を左右させるべきではありません。

もちろんそんな風に巡り合ったからこそ、かけがえのない経験や、気の合う仲間、社会で働くことの甲斐などを感じられることも多くあると思います。

まあ、簡単に言うと恋愛と同じですよね。

女の人って日本に7000万人くらいいるわけですよ。

恋愛対象になる女の人を絞っても1000万人くらいいると思うと、今の彼女に人生を振り回されるのはおかしいと思ったりしますよねw

でも付き合ってると、自分を犠牲にして頑張っている人って結構多い気がするんだよなぁ。

キャリアにおいても会社に縛られていると転職の足かせになる

まさに今僕も葛藤しているところではあるんですが、日本は法的に転職の自由は認められているものの、どうしても会社からの圧力があるのはどこも同じなんじゃないかなと。

「お前1年で辞めたらどこも雇ってくれないよ?」
「どれだけお前に投資してきたと思ってるんだ!ふざけんなよ!」
「十分に結果も出してないのに他のところにいっても同じだよ」

確かにそうだと思うケースもあるんです。

例えばうまくいかないのを全部会社のせいにしてやめる、それを繰り返している人はきついですよねぇ。

恋人と3ヶ月も続かないのが5人続いたら、ほぼ間違いなくその人に責任がある気がします。

会社も同じ話で、「この会社はここがダメ」「この会社はここが自分と合わない」なんてずっと言っている人に仕事は任せられないですよね。うん、それはそのとおりだと思います。

でも明らかにダメ男とずっと付き合っている必要性はどこにもないわけで、しかもそれで自分の人生が負の方向に向かっているのであれば、もう思い切って断ち切るのが利口ですよね。

 

結局いちばん大事なのは「自分が幸せ」かどうか

もう極論、人生はこれだけです。

幸せになることをしませんか?ってこと。

それは人によって違いますが、僕は幸せというのは、やりたい放題やることでもないし、楽をすることでもないと思う。

幸せっていうのは「自分の自由意志で選択する」ってことだと思うんです。

一切のしがらみを捨てて。

納得できる自己犠牲とそうじゃない自己犠牲があると思うんですよ。

納得できるっていうのは「自分の意志で選択をしている」ということ。

ももしそうじゃなくて、明らかに違和感を感じていたり、健康を損したり、心に傷を負ったり、フラフラになりながらも自分を責めて会社のために犠牲になっている人がいるなら、それは自分のためにやめてあげてほしいです。

自分は幸せになるために生まれてきたのであって、会社のために生まれてきたのではないということ。

最後に

なんか思いつきで記事を書いてしまって、最初はただ考察をしようと思ったんですが、途中から悩んでいる人への説得する文章みたいになってしまったw

僕はわがままを肯定してるわけではないし、それが社会に浸透したらやっぱりそれは問題だなと思うんです。

日本の村社会、コミュニティーに個が帰属する社会っていうのはいい面もたくさんあります。

でも、やっぱり個人が幸せになった上でのコミュニティの繁栄であるのは間違いない。

コミュニティのために個人が犠牲になって潰れた上で繁栄したとしても、それは虚栄であって真の意味での価値とはまったく違うということですね。

まあ誰かを説得しようと思って書いたわけではないですが、もし会社のために自分を犠牲にし続けてきた人がこの記事を読んで、何かを感じて幸せになる選択をしてくれたら嬉しいなぁ。

就活でTOEICは意味がない!?TOEIC960点の俺が就活市場におけるTOEICの価値を考えてみた

はじめに

こんにちは、Boxくんです。

2018卒の就活がもうすぐ解禁ですね。

いろんなことが気になってくる時期だと思います。

その中の一つに「TOEICの点数ってぶっちゃけどうなの?」って話があるのかなと。

TOEICの点数が高いと内定をもらえるって本当?」
「TOEIC700点はないと大手はどこも受からないって聞いて超不安」
「OB訪問も自己分析も会社説明会もESもやらなきゃいけないのに、TOEICとかやってられないよorz」

いろんな声が聞こえてきそうですね。

今日はそんな就活とTOEICの関係を紐解いていきましょう。

あくまで個人の経験ベースで語ってますので、受け入れるかどうかは自己責任でお願いします。

ただ、誠心誠意僕が思うほんとのところを語ろうと思うので、参考になるとは思います。

TOEICの話を就活の面接でしたことはなかった

僕の場合ちょっと特殊なのかもしれませんが、TOEICをアピールポイントにしたことは一度もありませんでした。

留学をしていたこともあり、TOEICの点数もほぼ満点近い960点なので、ツッコむまでもなく英語ができることが証明できていたからなのかもしれません。

ある会社の人事部長に、話の流れで出てきた英単語の意味を聞かれて答えられず、

「あれ?TOEIC960点なんじゃないの?おかしいな?」

とかってなじられたことはありますがw

僕は外資のコンサルからも内定をもらいましたが、英語が評価されたとは微塵も思いません。

いろんな企業の面接官の反応や受け答えを聞いてても

「ふーん、英語できるんだ。海外で働く気はあるの?」

くらいのニュアンスで聞いてきます。英語ができるなんて別に珍しいことではないんですね。

他の内定者を見ても、ほぼほぼバイリンガルのやつもいれば、英語が苦手な人もいたし、まあいろいろです。

ではもう少し僕の事例から離れて、一般化してみましょう。

「69.3%の企業がTOEICのスコアを参考にしている」はウソ


出典:https://souspeak.com/toeic-job/
就活とTOEICに関心がある皆さんはこのチャートを見たことがあるのではないでしょうか。

これを見ると、いかにもTOEICやらなきゃ!って思いますよね。

そりゃそうです。そう思わせるためにこういうデータを発表してますから。

これの出自はどこかと言うと、TOEICを運営している団体です。

彼らはTOEICの受験者が増えれば増えるほど儲かりますから、そりゃあTOEICのスコアないとやばいよ!ってこれでもかってくらい煽ってきます。

それでもデータが正確ならばまだいいんですが、1企業とか1団体が出しているデータってのは間違いなく恣意的です。

自分が欲しいデータをあたかも客観的に見せかけているだけの話で、もちろんすべてを「ウソ」と断言するのもちょっとひどいですが、「事実ではない」というのはこれまた「ウソ」ではありません。

それを今から説明していきます。

企業がほしいのは英語ができる人ではなく、仕事ができる人

過度な一般化は禁物ですが、この表題は真理に近いです。

英語ができても仕事ができない人はいくらでもいます。

英語ができなくても仕事はできる人もいくらでもいます。

どっちを取りたいか、と言われたら絶対に後者です。

仕事ができる人は、英語も勉強すればできるようになります。

しかし英語しかできないのでは、実際にビジネスの現場で使えないかもしれません。

留学経験のある社員を海外出張の時に通訳がてら連れて行ったら、ものすごいBroken Englishを取引先のお偉いさんの前で連呼しててとっても気まずくなった。

みたいな話もあります。

「英語には敬語がない」

とか言われますが、丁寧な表現はありますからw

取引先に対して

 

とか使わないですからw

英語が喋れるだけでは仕事ができないことを肝に銘じておきましょう。

もちろん、英語ができて、仕事もできる人を取れたら企業としては最高ですが、そういうトップ人材はこんな記事を読んでないはずw

何かしら就活に不安があって、TOEICとかについて気になっちゃう人だから、わざわざ検索をしてこの記事を読みに来てくれんだと思います。

TOEICの点数は麻薬のような安心感がある

そもそもなぜ就活の時期になるとみんなTOEICと連呼するのか(連呼しているという僕の妄想がかったバイアスなのかもしれませんが)。

一般論として数値化、可視化というのは僕はとっても強力なツールだと信じています。

目に見えてくる数字ってとっても残酷であり、とっても中毒性があるもの。

いわゆる受験の偏差値みたいなものです。

しかし就活だと偏差値的なものがうまく測れないため、即物的に数値化されるTOEIC等で安心を得たいっていう心理があります。

だってTOEICが900点の先輩がいいところから内定をもらってたら不安になるし
自分よりも200点も点数が低い友達がいたら、そいつには勝ってると思うし

数値で単純化したいって気持ちはよくわかります。

僕も今人間の生産性(=パフォーマンス)を人工知能で数値化出来たらいいなって漠然と考えてるんですけど、ファクターがあまりにも多すぎて有効な仮説すら立てられません。

話がそれるので深入りはしませんが、優秀な人材っていろーんな要素があるので、目に見えてくるTOEICの点数なんかでは測ることはできません。

それより単純なTOEICの点数ではなく「2ヶ月で500点から900点に上げました」みたいな話だったら聞いてみたいと思う。

なぜそのような目標を設定して、どういう風に戦略を立てて、どう実践していったのかって話を聞けばその人が仕事ができそうかできなさそうか判断できるので。

英語はゼッタイに採用の決め手にはならない

絶対とか使っちゃいましたが、これもまたそうかなと。

TOEICの点数が500点のA君と700点のB君がいて、ほかの能力がまったく一緒だったらB君を取るみたいな話があります。

でもね、現実問題能力が同じことはありえないし、英語ができるからB君を取ろうか、とはならない。

正直TOEIC200点の差だったら、顔がいい方を取る気がします。わりとガチで。なぜなら営業職等の仕事であれば顔の良し悪しは成績と関係するからです。

TOEIC200点とか2ヶ月くらい勉強したら上がるし、企業の採用担当もそのくらいのことはわかってます。

英語が決め手にはならないから、もっと大事な部分を伸ばすことに使ったほうが良いと思いますね。

具体的に言うなら、

・相手の発言の意図を汲み取る理解力
・自分の意図を正確に伝える伝達力
・他の人では考えもしないことを考えられる創造力

とか、まあ挙げればキリがないんですが、こういうものが採用非採用をわけるキーファクターになります。

間違っても英語の能力があったから採用されるわけではないということを覚えておきましょう。

あ、通訳とか翻訳とか「英語が専門」の仕事であれば当然該当しませんよ。あくまで一般的なビジネスマンの話です。

TOEICで足切られることはあるから必要に応じて点数は確保する

ここまでTOEICの点数が採用の決め手になることはない、ということをお話ししました。

しかし、TOEICの点数が足りてないとそもそも書類で落ちるパターンがありえることもお伝えしておきましょう。


出典:https://souspeak.com/toeic-job/
これはサウスピークさんがまとめたデータを拝借したものです。

こういう企業(特定部門)を受ける際は、この点数が足りてないとたぶん容赦なく落とされると思います。

外資はもちろん、積極的に海外進出していたりする会社は比較的高いスコアを求めるようですね。

まあこの辺の企業群を受けるような学生であればこのくらいのスコアを取るのはそれほど難しくないだろうし、

慌ててTOEICの勉強をしなければいけないほど学生時代に英語をほったらかしにしたのであれば、こういう企業に行くのはそもそもあんまり適してない気がしますね。

海外に興味があったり、外資で働きたかったら学生の時に留学でも英語の勉強でもしているはずでしょうから。

また、足切りの時に「TOEICの点数のかさ増し」をする人も結構多いので書類では何とも言えないのも事実。もし嘘を言って内定をもらってしまった場合は、入社までに必ずその点数を達成すればいいんじゃないですかね。

TOEICなんてそんなもんです。

ちなみにマッキンゼーなんかは結構長文の英語のケース問題を2時間くらい解かされて10倍くらいのふるいにかけられますし、三菱商事なんかも英語はわりと難しかった気がします。

Googleにいたっては履歴書も英語で書きました。書類で落ちたけどw
いまだにGoogleが書類で落ちた理由が本当にわからない。いや、面接ならわかるんだけど、書類ってw

本当に英語を使って仕事をしなければいけない企業はちゃんと自社の採用プロセスで英語のスクリーニングをしている傾向にあるかと思います。

最後に

就活をやっていると誰を信じて良いのかもわからず、情報に右往左往、翻弄されてしまいますよね。

この記事ではTOEICは重要じゃないって言ってるけど、他の記事を読んだらTOEICマジ重要みたいに書いてある。情報過多というのはまったく困ったもんです。

そこでTOEICのような目に見える指標に飛びつきたくなる気持ちはわかるのですが、残念ながらTOEICでは足切りをクリアできても採用の決定的な条件には絶対になりえません。

なので、もっと本質的な「仕事ができる人」「優秀な人」っていう人材が何なのかを考え、それについて考えを深めていく方がよっぽど有効であると思います。

長丁場で大変だと思いますが、体調には気をつけて、最後まで頑張っていきましょう!

飲み会がつまらない人は行かなくていいと思うという至極まっとうな話

はじめに

ともだち「今日○○と飲み行くんだけど、お前も来る?」

Box「いやー今日は厳しいかなぁ」

ともだち「なんで?」

ともだち「なんか予定あるの?」

Box「別にないけど、今日はパスだわ」

ともだち「は?お前ノリわるいな。うだうだ言ってないでいこうぜ〜」

Box「君がッ 泣くまで 断るのをやめないッ!」

これがやりたかっただけです。すみませんw

改めましてこんにちは、Boxです。

僕はわかりますよ。今画面の前でこの記事を読んでいるあなたは「飲み会が苦手」だということを。

当たってるでしょ?占い師よりも正確ですよ。

さあ、おふざけはこのへんにして本題に入りましょう。

大学生になるとサークルの新歓を皮切りにお酒の付き合いが始まりますね。その後の人生においては宅飲み、接待、会食、立食パーティー、もうありとあらゆるお酒の場を経験し続けることになります。

でも、ぶっちゃけ苦手な人ってたくさんいるんじゃないかと思うんですよね。

でも、イヤイヤ行っている人もたくさんいるんじゃないかと思うんですよね。

でも、それは貴重な人生を無駄にしているんじゃないかと思うんですよね。

大学生に目線を合わせて書いていこうと思いますが、社会人もたいして本質的には変わりません。ただ、一つ違うのは社会人の場合「諦め」という概念が入っていることです。

上下関係に縛られたり、人間関係に縛られたり、社会人の方が不可避的に飲み会に参加しなければならない状況も多く、しかもつまらないというパターンが頻出するので、諦めるしかない状況に置かれます。

なんともウェットな日本の会社の在り方はどうにかならないのでしょうか。

表面上は盛り上がっていてもなぜか冷めている自分がいる

特に大学生になりたての4月、新歓というのが毎日のように開催されます。バイタリティにあふれている人たちは、1日に2サークルはしごしたりします。

この時初々しい新入生は男も女もすげぇマウントを取ろうと必死になります。場を盛り上げようと頑張ります。

※個人差があります。

2年生もまた初めてできる後輩に覚えられようとしたり、偉そうな態度を取りまくったりします。

※個人差があります。

お互いに必死に盛り上げようとするので、そこには空虚な何とも言えない熱気が広がります。

誰かが刺激を加えればはじけてしまう経済をバブル経済と言うらしいので、この場はバブル飲み会とでも名付けましょうか。

実際に、酒の勢いもあって楽しくなってきたり、壊れてくる人を見て面白かったりするものなんですが、どこかで一歩引いて自分を客観視しているもう一人の自分がムクムクと現れてきます。

「あれ?俺なにしてんだろう?」

「私、大学にこんなことするために入ってきたんだっけ?」

こんな気持ちになったことがある人は僕だけじゃないはずだ!

じゃなきゃ、こんな記事をわざわざ開いて読むなんてことをしないはずだ!

まだ、新歓の頃は必死なのでそんな気持ちになることも少ないのかもしれないし、憧れの大学生活を満喫できて嬉しいのかもしれない。

でも8月くらいから、だんだんと飲み会が負担になってくる人は実は結構いると思います。

お酒の席でのもう一人の自分理論を話して、まったく共感してくれなかったことはあまりありません。

それどころか、「それ、めっちゃわかります!!」って言ってくれた人のほうが多かったり。

ちなみに「もう一人の自分」を英語だと"the other me"と言うらしい。

飲み会が終わった後にすごくむなしくなって泣く

僕はさすがに泣いたことはないですw

でも、飲み会終わった後ってほんと寂しい気持ちになったりしません?

寂しいっていうかむなしいっていう表現のほうが近いかな。

虚無感といいますか、「なんで俺飲み会行ったんだろう」って気持ちになったり。

もちろんすごい盛り上がって楽しく終わる場合もありはしますけど、なんだか心にぽっかり穴が空いた感じというか。

僕の知り合いでむなしすぎて泣いたやつとかいた気がしますよ。あくまで気がするだけかもしれないけど。

デートが終わって別れた後と似ているのかもしれません。

なんか言いようもないむなしさに襲われる感覚。あれね。

飲み会で得られるのは空の財布と二日酔いと使い物にならない次の日

冷静に考えてみましょう?

飲み会が毎週あったとしてそれに1回3000円使いますよね。

そして月に1回くらいはとことん飲もうとかいって、2件目はしごして、カラオケ行って、タクシーで帰るなんてことをするともう軽く1万円は越えます。

毎月20000円くらいを飲み会に費やす。

そして飲み会の次の日には決まって遅く起きて、気だるさを感じ、1日をムダにするんです。

そう考えると飲み会は3-5時間くらいを消費しているだけでなく、次の日にまで侵食していることになるんです。

ほんとよろしくない。

だって得られるものが、マイナスのものしかないじゃないですか!!!

もちろん、プラスのものもなくはないです。それは僕もわかってはいるんですが、それに比べてもマイナスなものが目についてしまうのは僕だけじゃないはず。

2万円あったら本を15冊買えますよ!

15冊あったらインテリになれますよ!

どうせみんな1年間に15冊も本読まないんでしょ?w

もっと自分の気持ちに素直になろう

僕は飲み会の存在自体を否定しているわけではありませんし、飲み会が本当に楽しいっていう根っからのパリピも存在しているのは事実ですしね(僕とは生まれた星が違うと思っているw)。

そういう人は、どんどん楽しんだら良いと思うんですね。

でも、そうじゃなくて、なんだかもやもやしながらも暇だからとか、そのコミュニティからどう思われるかわからないからとか、よくわからない理由で飲み会に惰性的に参加するのはいただけない。

会社絡みで、接待とかならまだ耐えていかないといけない部分も多いと思うんですが、そうじゃなくて自分の意志さえあれば行かなくても良い場合。

行かなくていいんじゃないでしょうか笑

人生成功の秘訣は(僕は成功しているわけではないですが)

無駄なことをしないこと。

ちょっと文脈違いますけどw

意味のないことをするだけ時間がもったいないです。時間っていうのは自分の命そのものですから。

自分の命ってのは自分が幸せになって、そしてその幸せを他人に分け与えるためにあるもんですから。

最後に

これからわくわくして大学に入ってくる高校生を見ながら

また、行きたくもない飲み会で上司の愚痴をひたすら聞かされる友達を見ながら

飲み会に関して思ったことを書いてみました。

僕は摂理の人なので宗教的理由でお酒は一切飲みませんが、そうじゃなかったとしても飲み会の違和感には耐えられなかったかもしれません。

すごい気心の知れた人と、将来の話とか、ビジネス、テクノロジー、哲学の話をするのは大好きです。

誰か誘ってくださいw

書籍紹介「たった一人の熱狂」見城徹の生き様が強烈過ぎて鼻血出そう

はじめに

最近読んだ本の中でこんなに強烈だったものはないと思います。

いや、こんなに強烈な人はそうそういない。

NewsPicksや東洋経済などいろんな場所で見かける幻冬舎社長の見城徹

「圧倒的努力」「野心は豚に食われろ」

等のパワーワードで人を引きつけることがうまい人ですが、僕は初めて見城さんの本を読んで、それがはったりでも表面的なものでもなんでもなく、この人の内側から出てくる言葉そのものなんだとわかりました。

好き嫌いは分かれると思いますが、彼の本を読んで刺激を受けない人はいない。そう思います。

僕はエンジニアですし、とてもロジカルです。いわゆる体育会のエモい感じではないです。

でも彼の言葉はマグマのように僕の心に流れ込んで、沸き立たせる。本当に言葉の力を持っている人だと思います。

 

そんなマグマのようなこの「たった一人の熱狂」を今回ご紹介したいと思います。

見城さんの言葉に触れるのが一番雰囲気がわかると思うので、引用が多くなる気がします。

見出し一覧

仕事に熱狂する

◆何かに入れあげなければ天職には出会えない
◆学歴なんか関係ない
◆なぜ仕事に熱狂するのか
◆他人ができないことをやれ
◆結果が出ない努力に意味はない
◆トレーニングで心身をいじめろ
◆ひと休みなんかするな
◆自分には何ができるか悩み抜け
◆売れない本に価値はない
◆自己検証、自己嫌悪、自己否定なき所に成長なし
◆1日の始め方と終わり方

圧倒的結果を出す

◆心に決めた人を裏切るな
◆無知を武器にしろ
◆純血と純粋は熱狂の根源だ。それに「企み」が培養された時、大ヒットが生まれる
◆会議室から飛び出せ
◆嫉妬されるな。おごり高ぶるな
◆言葉を獲得しろ
◆己の名を上げろ
◆一撃必殺のキラーカードをつかめ
◆癒着に染まれ
◆異物を呑み込め
◆人たらしになるな。「人さらい」になれ
◆正面突破を恐れるな
◆小さなことこそ真心込めろ
◆GNOは絶対死守
◆安目を売るな。やせ我慢しろ
◆スランプに浸かれ
◆結果が出たらゼロに戻せ
幻冬舎の挑戦
◆後継者を決める

起業は甘くない

◆経営者の孤独は絶対に解らない
◆現実と格闘しろ
◆編集バカの経営哲学
◆理念なんかいらない
◆リスクのない転職なんかない

切なさを抱えて生きる

◆故郷・清水氏への郷愁
◆死ぬまで正面突破
◆野心なんか豚に食われろ
◆金が全てだ
◆騙されても騙すな
◆無名の人の重みを感じる
◆幸せの定義
◆親孝行先に立たず

トップを走り続ける男たち

◆宇宙人のような男の闘い
◆信用できる男の深さ
◆最後の親友

淋しくなければ恋愛じゃない

◆善悪を突破するような恋をしろ
◆恋愛が下手なやつに仕事はできない

人生を豊かにする遊び・買い物・食事

◆ゴルフの奥深さに浸かる
◆麻雀で運を鍛える
◆絵画の魔力
◆戦闘服のこだわり
◆買い物の極意
◆至高の和食店
◆ワインの悦び

もう見出しだけでお腹いっぱいですねw

トークアプリの755が舞台になった「たった一人の熱狂」

そもそもこの本ができたきっかけは見城さんの755のトークなんですよね。

 

芸能人や著名人とLINEのようなインターフェースで会話できるっていうのが売りで、一時期めちゃめちゃCM流してたのでご存じの方も多いかと思いますが。

アイドルとか若い子がほとんどの中で60半ばの超ストイックな社長がアカウントを持つこと自体異質な感じはしますねw

755を作った堀江さんと藤田さんと交流が深かったこともあり頼まれて始めることにしたそうですが、彼は中途半端なことは絶対にしない人なので

本業を抱えて忙しい中、僕ほど755と真剣に向き合っている人はいないだろうという自負がある。いつしか僕の755は、ユーザーと見城徹によるガチンコの人生問答と化していた。

となっていき、更には書籍にもなるという。

ユーザーへの回答として発信した、彼の人生哲学、美学みたいなものが詰まってます。

見城徹が繰り返し訴える「圧倒的努力」の重要性

彼のいくつかのキーワードの中でも一番あるのがこの「圧倒的努力」って単語ではないかなと思います。

でもただ頑張れって意味じゃない。そこには彼の中での哲学がきちんと込められている。

そしてそれを実際に体現している彼の前では「努力をしている」「頑張っている」と口にするのすらはばかられます。

大手だとか給料が良いだとかは関係がない。これなら日本一になれるということを突きつめるべきだ。

事実上、編集者としても出版会社の経営者としてもトップと言える見城さん。でも裏には圧倒的努力の積み重ねしかないと言います。

圧倒的努力とは何か。人が寝ている時に寝ないで働く。人が休んでいる時に休まずに動く。どこから手をつけたらいいのか解らない膨大なものに、手をつけてやり切る。「無理だ」「不可能だ」と人があきらめる仕事を敢えて選び、その仕事をねじ伏せる。人があきらめたとしても、自分だけはあきらめない。

もう究極的な根性論なのか、一周回って効率的なのかわかりませんが、これが圧倒的努力だというのです。

また、「社内で嫉妬されるのが気になる」というユーザーに対しては

大した差でもないのに注目されるから、人から焼きもちを焼かれて嫉妬されるのだ。有無を言わせない圧倒的な差をつければ「あいつの仕事には誰もかなわない」と周囲の目はあきらめに変わる。

と言う。なんとも爽快で、豪快で、正々堂々とした勝負の方法なのだろうかと感心します。豪胆な人です。

事実彼は角川書店の売上年間ベスト10のうち毎年7割くらいは彼が担当した本が占めていたそうです。そんな圧倒的な成果を出すからこそ、月400万円近い経費を使っても誰を文句は言えなかったんだとか。

そして圧倒的努力の結果手にいれたポジションだとしても安住することなく、ゼロに戻して挑戦し続けるのが見城徹という人間です。

「まあいっか」という言葉は、絶対に呟きたくない。「まあいいか」を否定し続け、自分に打ち克ち、日々初心に帰るのだ

僕も「まあいいか」とつぶやくことをやめにします。

見城徹のすべての熱狂の根源は「死への恐怖」

ではなぜ彼がそんなに圧倒的努力を重ね続けられるのか。

みんな圧倒的努力をしてみたいと思ったりはするのに、いざやろうとすると99.9%くらいの人はできません。

僕も例外ではないし、彼のモチベーションの源泉がどこにあるのか気になりました。

「なぜそこまで仕事に熱狂できるのか」とよく聞かれる。僕の場合は、死の虚しさを紛らわせるために他ならない。

人間に共通している原則はたった一つだけ。それは生まれたら、必ず死ぬということ。

程度問題はどうあれ、死に対する恐怖や虚しさをまったく感じたことがない人はいないと思いますが、彼ほどに毎日それを感じ、紛らわせようとしている人はほとんどいないでしょう。

死を宿命づけられた生の虚しさを紛らわせるために、僕は子どもの頃から常に何かに入れ込んできた。そうでもしなければ、死への虚しさに押し潰されそうになって、居ても立ってもいられなかった。僕はとてつもなく臆病な人間なのだ。

要するにいずれ来る「死」の恐怖や虚しさに耐えられないから、それを忘れたいだけなのです。

実はホリエモンもそうです。

 

メディアではあんな感じで上から目線でキレキレの発言をたくさんしていますが、彼も小学校の頃から死への恐怖と闘って、だからこそあれだけ仕事に熱狂しているそう。

堀江さんの書いた『ゼロ』からの抜粋ですが

僕は死を忘れるために働き、死を忘れるために全力疾走し、死を打ち消すために生を充実させていたのだ。

と本当に同じことを綴っています。

忙しい時には自分が死ぬという厳然たる事実に向き合う必要はなくなりますからね。

僕はこの死への虚しさが見城さんの根本にあるから、個人的にとっても共感ができる一方で、本当にかわいそうで、不器用な人だとも思ってしまいます。

「義理・人情・恩返し」見城徹の人間関係のスタイルはこの3つに尽きる

彼はGNOは死守しろと言います。かっこいい英単語の頭文字でもなんでもなく「義理」「人情」「恩返し」なんだとかw

GNOをごまかしたか、ごまかさなかったかは、自分が一番よく知っている。GNOに生きるのは疲れるが、同時に清々しい。義理と人情と恩返しを、重んじてたとえ損をしたとしてもそれに殉じたい。

うーん、男ですね。かっこいい。もはや任侠道ですね。

そのためにも安目を売らないことを徹底しているんだそうです。

つまらないことをやたらと人に頼まない。そのかわり、人の重要な頼みは全力で引き受ける。これが僕なりの「安目を売らない」という意味だ。

なんともまあ、ほんと疲れる生き方をしてますよね。しかしかっこいいな。

見城徹の生き方を根本的に変えた衝撃的な事件

見城徹を語るには欠かせない、彼がいたるところで口にするエピソードがあります。

それはテルアビブ空港乱射事件。

日本赤軍の奥平剛、安田安之、岡本公三イスラエルのロッド国際空港で乱射事件を起こしたというもの。

真意と事実はどうなのかはわかりませんが、見城さんは彼らをこう表現しています。

アメリカやイギリスのせいでパレスチナの人々は自分たちが住んでいた場所から追い出され、難民キャンプに追いやられる。こんな矛盾を許してはいけない。戦うべきだと決意した彼らは、命を投げ打って信念の道に殉じた。

彼らは決意に満ちた瞳でロッド国際空港に降り立った。後に続く革命運動を思い描きながら、現実という踏み絵を躊躇なく踏み抜いた。

共同体の善悪はさておき、覚悟を決めた人間の心情が胸を打つ

そんな風に彼らを評価する一方で自分のことを

僕も一度は、矛盾に満ちた世の中の仕組みを変えようと夢見た。だが、いくら高邁な観念や思想、理念を描いたところで、実行に移さなければ何の意味もない。何の価値もない。僕がやっていた学生運動など、所詮は観念の遊戯に過ぎなかったことに気付いたのだ。奥平たちの事件は僕の人生を一変させた。こうして僕は、21歳の時に生き方を変えた。僕如きが軽々に革命を口にするのは申し訳ないと思ったのだ。もう革命とは決別しよう。偽善はやめよう。自分が否定し続けてきた資本主義の世界で、徹底的にのし上がってやろうと決めた。

こう振り返っています。

そしてこの章の最後には

偽善者でいるよりも現実を阿修羅の如く生きるという道を選択した。その僕に退路はない。死ぬまで正面突破で突き進む。ただ、闘うのみである。しかし、死んで行った奥平たちの闘いに比べたら楽なものである。

と締めています。

文庫版のあとがきにもこのエピソードは出てきます。この事件のことを忘れたことは1日もないんだと。

いつも奥平剛士たちに対して拮抗できない自分に自己嫌悪がいっぱいなんだそうです。

豪胆で、臆病で、必死で、不器用で、かっこいい

こっからは僕の見城さんに対して思っていることを書きます。

僕はこの人がとても好きです。

なんでかなーと思ったら、「生」と「死」に本気で向き合っているからだと思うんです。

ストイックな経営者はいっぱいいますし、彼らの成功本を読んで刺激を受けることもたくさんあります。

でも多くの人はそういう本を読んでも「それはあんただから成功したんだよ」とか思うんです。

でも見城さんの場合、その一言一言の重みがはっきりと違うし、この人は成功の方法を語っているのではなく、人生との向き合い方を語っている。

世の中で成功する方法も大事なのかもしれないけど、僕はそんなことより自分がどう死ぬのかがよっぽど大事だと思っています。

見城さんはそこに小さい頃からバカ正直に生きてきたし、自分が思う本当に理想的な「正義のために死ぬ」ような生き方に憧れる一方で、そうできない自分もはっきり認識しています。

ただ「成功したから俺の方法でやればできる!」って言っている老害のようなおじさんではありません。

自分の理想がはっきりしていて、そこに向かって圧倒的努力を重ねる一方で、毎晩細かいことでクヨクヨ自己嫌悪して、時には死への虚しさで布団の上で涙を流す。

人生に対して諦めをしなかった人なんですね。現実と向き合い続けた人。本当にかっこいい。

最後に

僕は摂理の人ですが、ファウンダーである牧師先生は本当に神様だけに熱狂した人なんだなぁとこの本を読んで思いました。

聖書がわからないからって2000回もあの分厚い本を読みますか。

真冬の雪山にこもって飢えを耐え忍びながら一人で祈りますか。

戦争から帰ってきて得た報奨金を教会を立てるために全部使いますか。

ただ、ただ、神様に熱狂したんだなぁ。僕もその何万分の1くらいは神様に熱狂したいと思う。

見城さんが編集者で牧師先生の本を出したら本当にすごいモノができる気がするんだよなぁ。僕の野望として持っておきたい。

ちょっと話がそれましたねw

なんかモンモンとしている人
刺激が欲しい人
抜け出せなくてもがいている人
飛躍したい人

それぞれに刺さる言葉があると思うので、ぜひ見城徹の言葉を書物で確かめてみてください!

これは結構な数の周りの人におすすめした本です。

たった一人の熱狂 | amazon.co.jp

留学するならカリフォルニア大学アーバイン校をオススメする8個の理由

はじめに

Boxです。

僕は学生時代 University of California, Irvineに10ヶ月間留学をしていました。

もうかれこれ3-4年前の話になるので思い出しながらではありますが、留学を考えている人がいたら何かしらの参考になればなと思っています。

留学全般の記事はまた別途書くことにして、今回はUCIに限定して書こうと思います。

他の大学に留学したことはないので比較はできませんが、UCIはマジおすすめ。

なんでおすすめするかっていう理由をだらだらと書いていきましょうか。

勉強もできるしクラブ活動もできる

UCIはそれなりに優秀な大学です。日本で言うと地方旧帝大、北大とか東北大くらいのレベル感(適当)。世界で見たら東大よりは劣るかなって感じの立ち位置。

でもバークレーみたいにずっと勉強してないとやってられないわけでもないし、クラブ活動がかなり盛んです。

よくメインゲートの前でダンスのイベントとか、いろーんなイベントやってましたねー。

新歓の様子はこんな感じです。

もちろん勉強をしようと思えば専念できる環境もあって、実際教授もすごい人が揃ってます。

僕は向こうの授業の水準の高さにびっくりしました。正直知識ベースでは日本の受験戦争を乗り越えてきた僕らが圧倒してます。1-2年生くらい相手なら全然勝てる。

でも優秀な教授の元、かなりの量のリーディングとライティングをこなすのでメキメキ知識がつくんですね。そしてディスカッションもほぼすべての授業で必須なので思考力も伝達力もつく。

4年間骨抜きにされてきた日本の大学生とあれだけの環境で学問をして実力をつけたアメリカの大学生では卒業時の差は歴然です。

ほんと留学したらわかりますけど、日本の大学教育は終わってますよ。こりゃ勝てっこないと思いましたもん。

UCIはいろんな意味でバランスが取れるちょうどいい学校だったなーと思います。

アジア人が多いから安心する

カリフォルニアはアジア系の移民が圧倒的に多いです。

中でもUCIはUniverisity of Chinese Immigrantsとやじられるくらいにアジア人の比率が高い。白人は20%くらいで、50%以上はアジア系です。

なので、抵抗感がなくなじめるというのはあります。

実際白人オンリーの社会に単身乗り込んだ人の話を聞いてみると結構な苦労に強いられるみたいです。

もちろんその環境で自分を保ちながら、周りとの関係を築いていけるならばそれ以上に熱い留学はないのかもしれませんが、やっぱりスムーズに適応できたほうがいいですよね。

ちなみに僕らは日本人、韓国人、中国人の見分けは結構つくと思うんですが、向こうの人からすると全部一緒に見えるらしいです。まあ確かに僕も最初白人とメキシコ人の区別できなかったからなw

アーバインは全米でも治安がNo.1という安心感

アーバインは本当に治安がいいです。

ここはアメリカか、というのを忘れてしまうくらいに治安がよい。

だからその分物価が高いというのはありますが、安全にお金を払うというのは至極当たり前の経済活動かなと思います。

親御さんでもアメリカの銃社会や悪いニュースばかりが気になって、留学に行かせるのは少し怖いと思っていらっしゃる方もいますよね。

そういう時に「アーバインは一番治安がいいんだって!日本と同じくらいって留学した人が言ってたよ」と一言伝えてあげたら親御さんの不安も無くなりそうですね。

まあでも一歩隣町に行ったらもうそんな安全ってことはないし、僕の友達のメキシコ人もカツアゲにあって刃物突きつけられたりしてiPadとか財布とか取られてましたからね。

日本だと荷物を置いて席を立つとか普通にみんなしてますが、あんなのしたらすぐモノ盗られますからね。

そこらへんはやっぱり感覚があまりにも違うので、用心に越したことはないです。が、命の危険とかはそうそうないと思いますので。

カリフォルニアはマジで飯がうまい

これほんと大事ですよ?

イギリスに留学してた先輩は本当にご飯が美味しくなくてずっと萎えてたって言ってました。

一方僕は毎日「ここが地上にある天国か!」って感じでうまいもん食いまくってました。

カリフォルニアは人種のるつぼであり、マジでいろんな国の人がいます。

中華、韓国料理、ベトナムインドネシア、東欧、イタリアン、何でも来いですよ。まあ東京も近いものはありますけどね。

中でも衝撃だったのはメキシカンです。これは世界で一番うまいと思う。

ブリトーを週に3回くらい食べてました。日本でブリトーと言うとみんなコンビニのあれを思い浮かべるので「え?」みたいな顔されるんですが、あれはブリトーじゃないですから!!!w

中身に肉と野菜がぎっしり詰まってて、それをチリソースで食べるんです。もうほんまうまい。500円くらいで、めっちゃ腹いっぱいになるし。

あとはナチョスね。

チップの上に肉やら野菜やらと大量のクリームチーズ、アボカドを乗っけて、これを豪快に手で食べる。

ああ、食べたくなってきた。

あとやっぱり忘れてはいけないのがハンバーガーとピザですね。

僕が一番好きだったのはin n out

ジム帰りに普通のハンバーガー×2とミルクをいっつも買ってたw

habitもほんまにうまい。

pizzaはいろいろあるけど、僕はcostcoのグリーシーでいかにもって感じのピザが大好きだったなぁ。写真じゃ大きさ伝わらないですが、日本で言うLサイズのピザがcostcoでは1000円くらいでしたw

カリフォルニアという最高に住みやすい気候

カリフォルニア、しかも南の方で海岸寄りのアーバインは地中海性気候で本当に天気がいい。

絵に描いたような気持ちの良い日々を過ごすことができます。

UCIは緑もとても多いので木陰とかで本読みながら寝っ転がって、そのまま昼寝したりとかもできるし。

一度はやってみたかったキャンパスライフの1ページを送れます。

こういう人、キャンパス内でよく見かけます。

あととにかく雨が降らない!僕は10ヶ月間、傘を使ったことがありませんでしたw

もちろん冬とか雨が降るんですが、基本的に移動は車だし、建物のすぐ側まで駐車場なのでほとんど濡れることはありません。

6-9月くらいは暑すぎてなんにもする気が起きないのはなんとも言えないところですね。

僕はなんで哲学者は寒い国からしか出ないのか、この南国に行ってわかりましたw

暑いと深い思考に至らないんですよね。気候と文化というのは本当に密接な関係があります。

とりあえず言いたいのは、気候に関して言えば世界一快適レベルで素晴らしいところだと思います。

キャンパスに自然が多い

上から見ても一目瞭然ですが、UCIは緑がたくさんです。

っていうかカリフォルニア大学はUCIだけじゃなくどこも緑が多いですね。日本の都会のビル大学みたいな感じではありません。

キャンパスの中央にすごい大きい円状の自然があって、それをぐるっと囲んで各建物があるって感じですね。

だから教室移動が時には10分とか15分とかかかることもあります。普通に間に合わなかったりw

僕もよく時間が空いたときはお散歩したり、教会のメンバーとゴスペル歌ったりしてましたねー。

自然があるっていうのはそれだけで人間にとってプラスに働くのは間違いないので、とてもgoodポイントです。

UCIキャンパスの画像集

ビーチがあほみたいに近い

大学から車で20-40分くらい飛ばせばもうビーチです。

僕は海よりは山が好きなのであんまり行かなかったですが、Wattくんはしょっちゅう海に行ってるようですね。

実際朝サーフィンをしてから学校に来る人なんかもいるし、思い立ったらすぐに行けちゃうのがすごい。

海好きにはこれ以上ないってくらいの条件下でしょう。

本家本元のDisneyLandがある

これまたUCIから車で10-20分くらいのところにディスニーランドがあるんですよ。

僕なんか5分くらいのところに住んでましたからね。1回も行かなかったけどw

1回くらい行っておけばよかったなぁとちょっぴり後悔はしている。あそこに留学をしている日本人で行かないのって相当なレアケースなんだろうなぁ。

感想を聞いてみると、日本とは全然違って結構空いているそう。大した待ち時間もなくアトラクションに乗れるのでオススメだそうです。

ってか日本のディズニーは混みすぎ。ほんと意味わからん。まあなんだかんだ楽しいんだけどな。

アメリカという政治的、経済的、軍事的超大国に住むという経験

僕はカナダでもなく、オーストラリアでもなく、UKでもなく、アメリカに行きたかった。

だってNo.1の国じゃないですか!!!

政治の世界ではジャイアンのように振る舞い(ジャイアニズムって言葉がありますね)

経済ではGDPはぶっちぎりだし(まあ中国、インドに越されるのは不可避的ですけど)

世界の軍事費の半分はアメリカだって知ってました?アメリカvsその他で戦争して同じくらいに張り合えるってことですよ?(2012年くらいの情報)

そんなアメリカに住んでいるアメリカ人がアメリカのこと、世界のことをどう考えているのか知れたのはとても面白い体験でした。

こんな動画を思い出したので貼っつけておこう。いや、しかし、英語が聞き取れなくなってる。

Why America is NOT the greatest country in the world anymore.

最後に

書いてて、やっぱりもう一回向こうに行きたい気持ちが強くなってしまいました。

3年後くらいをめどにサンフランシスコで働きたいなとは思っているのですが、今はエンジニアリングをしっかりと身に着けないといけないですね。

それに3年もまともに英語を使ってないとやっぱり結構使えなくなってる。最近どんどん言葉に詰まるようになりました。また向こうに行けば2ヶ月くらいで元に戻ると思うんですけどね。

いやー、留学考えている人がいたらぜひチャレンジして欲しいですし、アメリカがいいなーと漠然と思っているならUCIはとってもおすすめです!

留学に来たけど全然話せなくてめっちゃ困っている人がまず読むべき記事

はじめに

こんにちは、Boxです!

たぶんこの記事を読んでる皆さんは

「留学に来たはいいけど、全然しゃべれねぇえぇぇぇぇぇぇぇ」

 

「つれぇぇっぇぇぇぇ、日本恋しぃぃぃぃぃっぃっぃいぃいい」

 

「ママのご飯くいてぇぇぇぇぇっぇぇっぇえええええ」

 

ってムンクさながらに叫んでることと思います。

僕もそうでした。

なのでそんな悩める皆さんに何かしら助けになる記事を書けたらいいなと思い筆を執りました(実際はMacBookProを開いただけです)。

僕はカリフォルニア大学に10ヶ月間留学してたので英語圏への留学になりますが、韓国だろうが中国だろうがドイツだろうが、セントクリストファー・ネービスだろうがたぶん同じだと思います。

あまりに喋れなくて、留学ブログを読み漁って元気を出していたのが懐かしいなぁw

スタートラインはみんな同じ、話せないひとばかり

僕はいわゆる純ジャパニーズで、まあ英語で授業を受けたり英語でレポートを書いたりする学部だったのでそれなりの基礎レベルはあったと思うんですよね。

でもね、向こうに着いて、びっくりしたんですよ。

もうちょっと話せると思ったら、ハンバーガーすら注文できねぇw

Staff"How can I help you?"

Box"Cheese Burger set please!"

Box(へへっ、かましてやったぜ)

Staff"OK. Anything you want to add?"

Box"No"

Staff"Would you like extra veggies or grilled onion?"

Box"注文終わりじゃねぇのかよ!!!何言ってんのか全然わかんねぇよ!!!"

Box"Y, Yes"

はあ、何ともひどいですね。

なんかサブウェイもハンバーガーもいろいろトッピングとか多すぎて、しかも何言っているか全然わかんねぇし、とりあえずYesとNoで応答するしかないっていうPepper君にも劣るザコさw

こんなところからスタートした僕の留学は結構ハードだった気がします。。。

でもみんなこんなもんですよ。

日本人で固まらないで、むしろ熱湯に飛び込もう

そこで生物の防衛反応として起こることが「群れる」という現象

 

小さい魚はサメなどに対して群れることでもっと大きい魚だと見せかけて危機を脱するという話を聞いたことがあります。

僕らもおんなじです。

異国の地で、明らかにアウトサイダーで、しかもその現地語が話せなくて、そんな時に自分と全く同じ境遇の人がいたら、そりゃあ意気投合するし、群れちゃうのが人間、いや生物ってもんでしょう。

日本には中華街、新大久保とかがありますが、どこの国だって、チャイナタウン、コリアンタウン、ってあるもんです。

 

これが悪いと言っているわけではまったくないですが、語学の習得という観点からしてみたらやっぱり意味がない。

せっかく高い金と貴重な時間を使っているんだから、とことんどっぷり日本で味わえない経験をしてみるのがいいと思うんですね。

僕の留学先では9人くらい同じ大学から来てたんですが、僕以外の人は結構ずっと固まったりしてました。

ほとんど交流がなかったので彼らがどうしてたのかは実際のところわかりませんが、キャンパスで見かけるときは日本人同士、もしくは日系のアメリカ人と一緒の印象ばかりでした。

僕は3日目にして、日本人と交流するのをやめました。日本人とは日本で交流できる。

ここでは、ここでしか会えない人と、ここでしか話せない言語でやりとりするんだ、と。

なんかかっこよさそうなこと書いてますが、結構必死だったと思います。

自戒を込めて書きますが、コンフォートゾーン(自分の居心地のいい場所)にいては成長はありません。

苦しい時こそ一番成長できる。なんか普段の僕からは想像できないようなエモいこと言ってるなw

だからぬるま湯を抜け出して、熱湯のような留学にしてみましょう。そのためには環境を変えないといけません。

まずは脳内会話でトレーニングからスタートしよう

まず僕が最初にやって結構効果を感じたのは、脳内英会話。

えいごのつぼ|amazon.co.jp

この本に書いてあった方法です。関谷さんの本はなかなか読みやすいのでオススメ。

今はKindleで全部買えちゃうので、日本の本でもすぐに手に入るから本当に便利ですね。Kindleバンザイ!Technologyバンザイ!!

1日にあったことを振り返ってみて

[speech_bubble type="think" subtype="L1" icon="leo.png" name="Box"]あの時はこんな風に切り替えしたらよかったのかな?[/speech_bubble]

とか、そしたら

[speech_bubble type="think" subtype="L1" icon="leo.png" name="Box"]相手はこういう風に話題を広げてきたかも[/speech_bubble]

とかを脳内でやってみます。

ふとしたタイミングでは脳内で2人の人が会話をしているイメージですね。出てこない単語があったら調べたりしながら、ボキャブラリーを増やしていったりします。

まあ今はテクノロジーも進化してるので、無理に脳内で1人寂しいことする必要も無いとは思いながら、手軽に自分一人でできるのでオススメではあります。

ちなみに今、人工知能と会話のできる英会話アプリとかを開発してる会社もあって、今後に期待ですね。

全然話せないけどとにかく話しかけまくってみた

あと、これをやりました。キャンパスで知らない人に話しかけまくる。

僕は自他共認める人見知りです。

エンジニアなんていう職業を選ぶ人はだいたい人見知りなんです(そうじゃない人に失礼w)。

いろんな人とどんどん話すよりも、PCに向かってずっとカタカタしてる方が好きなんです。

でも英語は話せるようになりたかったし、熱湯のような留学をしてみたかったので、毎日知らない人に話しかける訓練をしました。

 

と言っても、話しかけられないまま2時間キャンパス内をうろうろしたこともありました。今考えればいい運動だったなw

一人で飯食ってるやつを見つけて隣りに座って、俺も一緒にいい?とか言って。

でも大体一人で飯を食ってるやつなんて、僕と同じで人見知りなので全然会話が弾まないwww

途中で現地の友達ができてからは彼をバディとして、2人でよく知らない人に話しかけてましたねw

熱かったなぁ。

満足には話せないけど現地の若者とルームシェアをしてみた

僕が英語力がバリバリ伸び始めたのは留学してから5ヶ月くらい経ってからです。

時期というよりはむしろ、現地の若者とルームシェアを始めてからでしょう。

それまでもホームステイをしてたのでアメリカ人と一緒に住んではいたものの、老夫婦だしなかなか話も合わない。

そこで仲良くなった現地の若者とルームシェアをすることにしました。

これはすごい環境だった。もうね、すごかった。10畳の部屋に4人住むみたいなw

[speech_bubble type="drop" subtype="R1" icon="default.png" name="Friend"]Box, do you have a nail clipper?[/speech_bubble]

[speech_bubble type="think" subtype="L1" icon="leo.png" name="Box"]ネイルクリッパーってなんだ?[/speech_bubble]

僕は爪切りなんて単語を知らないから、もう大変です。当然日本語も通じないので、全部英語。

僕以外は全員ネイティブスピーカーなので、当然ほとんどの会話はナチュラルスピードで展開されます。僕だけ置いてけぼりなんてしょっちゅうだし、明らかにバカにされてることもありました(もちろんイジりの範囲ですが)w

でもここから飛躍的に英語力は伸びたし、何よりも仲良くなっていろんなところに一緒に行ったりしたのが最高の思い出になりました。

今でもたまにそいつらとは連絡を取りますし、アメリカに行くときは必ず会いに行きますね。

必ずキャズムを越える時が来るから毎日努力しよう

そんな風にいろいろ工夫をして努力をしていたら明らかに英語力が飛躍的に伸びる時期があります。僕の場合も2回くらいありました。

まず1回目は英語で喋る夢を頻繁に見るようになったこと。

これは4-5ヶ月くらいしてからありました。まあ普段英語ばかり使っていたので、脳がそう認識していると言えばそれだけの話なんですが。

そして2回目、あれだけ聞き取れなかった周りの会話が徐々に聞き取れるようになって、ついにはギャグまで言って笑いを取れるようになった。

僕が一番成長したなと思ったタイミングは笑いが取れるようになったときです。

笑いを取るっていうのは結構高度なコミュニケーションスキルが必要で、日本語でもまったくできない人もたくさんいますが(ぁ

英語でそれをやるには
・会話の流れをちゃんと読むこと(リスニング力)
・文化を理解した上でウケるコメントを言えること(異文化理解)
・ちゃんと聞き取ってもらえること(スピーキング力)
が必要です。

それぞれ成長を感じるタイミングは違うと思いますが、必ず努力は実る時が来ます。水面下でちゃんと溜まってます。努力を辞めないことが本当に大切。

最後に

結局留学したからって何か変わるわけじゃなくて、、自分が決心して方法や環境を変えていくしかないと思うんです。

これは何も留学に限った話ではなくて、社会人になるとかもそう。

新しいことをやっても、自分が変わらなかったら何も得られない。

僕ができてるとは口が裂けても言えませんが、まあ真理ですよね。

自分の考え方、行動を変えない限り、環境を変えてもいつも逃げちゃうし、立ち向かわないと。

今からでも遅くはありません。ぬるま湯から抜け出し、熱湯のような日々を過ごすために殻を抜け出してみましょう。

そうやって得たものが本物だし、それが自分を形作っていくと思うので。

なんか偉そうに書いちゃったな。自戒の念を込めて、ですので勘違いしないでくださいw

皆さんの留学ライフが実りのあるものになるように祈ってます!

書籍紹介『トランプ』(文藝春秋) トランプ、ガキ大将、不動産王、タレント、ナルシスト、大統領。彼を知るにはこの記事と本を読めば十分

はじめに

僕が2016年に一番熱狂した政治ニュースはトランプの大統領当選に間違いない。

大統領選の日は確か水曜だったと思うんですが、僕は仕事中にずっと速報値開いてて結果を追ってましたw

職場の先輩たちもみんな気になっていて、僕の画面を覗き込んで速報値を見ては談義してってのを繰り返して、あの日は一日中コードも書かずに、歴史的なモーメントにワクワクをしていました。

仕事しろよってツッコミは、まあ、甘んじて受けます。はい。

アメリカで政治学のドクター取ってる人がFacebook

[speech_bubble type="fb" subtype="R1" icon="default.png" name="PhD"]アメリカ政治の構造上、トランプの勝利は万に一つもありえません。これは候補者が誰とか関係なく、もう予定調和的にシステムが決まっているからです。もし彼が勝ったら○○します。[/speech_bubble]

的なことをシェアしてて、僕も留学中アメリカ政治は勉強してたから、何となく彼が言うのは嘘じゃないんだろうなーと思ってそう信じていました。

2017年1月20日、結局ドナルド・トランプは正式に第45代アメリカの大統領になりました。

肝心の○○します、の部分を覚えてないけど、結局彼はどうしたんだろうなぁ。

まあ、異常なくらいの番狂わせだったんですよ。世界の知識人のほとんどが予測を誤りました。そのくらい格差が広がっている証拠だろうし、ポピュリズムが強くなってきた証拠なんでしょうね。

政治の難しいことはさておき(僕も詳しいことはよくわからないので)、僕はトランプという男にとっても惹かれたわけです。

そしてこの人のことをもっと知りたいと思った時に、ちょうど出たのが文藝春秋さんの『トランプ』って本。

ワシントン・ポストが徹底的な取材をして書いたものを、超優秀な翻訳家が4人くらいでものすごいスピードで翻訳して、ものすごいスピードで出したって本です。

文量的には500ページくらいあるんで結構骨太だったんですが、なかなか楽しんで読めました。

今日はその書籍を紹介すると共に、トランプさんについて、ちょっとお話したいなと思います。

政治的な側面はほとんどなく、トランプってどんな人生送ってたの?をダイジェストで振り返っていきます。

あ、毎度のことながらアフィリエイトとかないのでご安心をw

見出し一覧

まずもって、見出しが面白すぎる。とりあえず羅列してみますね。

序章: 泡沫候補だった

予備選が始まったとき、ギャンブル・サイトでトランプのオッズは150:1で最下位。ポスト紙も泡沫と結論。違うと考えたのは首都から遠く離れた新聞の発行人だった。

第1章: ミリタリー・アカデミーからフォートン・スクールまで

音楽教師を殴り、ナイフを持ち歩いた問題児は、父親に寄って軍隊式学校に転入させられる。規律を学び、スポーツで花開いたトランプは、名門ウォートンに進学する。

第2章: 人種差別事件で訴追される

トランプ親子の経営するアパート群にはある秘密があった。黒人と白人が入居するアパートを、入り口の段階で「符丁」で分けていたのだ。それは市当局の知るところに。

第3章: 「死刑執行人」と呼ばれた弁護士を雇う

トランプは人種差別訴訟の弁護を、かつて政府内で赤狩りを指導していたロイ・コーンに依頼。すぐに彼らは、一億ドルの賠償を求めて政府を反訴するという奇策に出る。

第4章: マンハッタンを手中に収める

父親の軛を逃れ、自分の足で立つためにもマンハッタンへの進出は是が非でも果たさねばならない。破産寸前のニューヨーク市を空いてにマフィアも利用し取引をまとめる。

疲れて来たので、あとはタイトルだけw

第5章: メディアはこう使え!

第6章: カジノ帝国を築く

第7章: 幹部の死

第8章: 離婚と「秘密保持契約」

第9章: アメフトリーグを潰す

第10章: 破産の危機に瀕する

第11章: 「お前はクビだ」

第12章: トランプ・ブランドで反撃に出る

第13章: 世界が「トランプ」を求めた

第14章: プロレスのリングにさえ立った

第15章: ヒラリー・クリントンとの蜜月

第16章: 本当に「大富豪」なのか?

第17章: こうして旋風は吹いた

終章: 異端児の党大会

正直途中(7-10章あたりかな)の不動産の話は長ったらしく、同じことの繰り返しだったので退屈しました。

トランプは幼少時代からとってもガキ大将だった

ドナルドは学校でそうだったように、家でも規則に反発し、父親に歯向かった。しかしそんな息子に対して、フレッドはいつも「お前はキングだ」、「何でも一番になれ」と励ました。

こんな風に父親から育てられたトランプはもうまさにやりたい放題のガキ大将。体格も大きくスポーツも得意だった彼が、そのポジションを得るのはいともたやすいと思う。

その後、独立心と野心の表れであるナイフを持ち歩いていることが父親にばれて、規律の相当厳しい全寮制のミリタリーアカデミーに転入します。

日本で言うところの防衛大附属みたいなもんですね。

「ドナルドは自信満々だったが、口調はかなり穏やかで、この学校の日々は、何かどでかいものに取りかかるまでの暇つぶしだと考えているようだった」

とクラスメートが語っているように、その時から並外れた風格を漂わせていたのが伺えます。

そして彼はアイビーリーグ(アメリカの超名門校群)の一つであるペンシルバニア大学のウォートン・スクールに進学します。

マンハッタンの不動産王であるゼッケンドルフよりもビッグになってもっと成功すると周りに豪語。もう俺、俺、俺。って感じのやつ。

周りにいたら絶対仲良くしたくないタイプの人種。どうせ無理だろ、とか思う一方で何となく期待しちゃうオーラを放つそんなやつ。

このときにはもうすでにプレイボーイで、女優でモデルの学生とデートをしたりしてたんだそうな。

「トランプはワインレッドの三つ揃いを着て、ワインレッドのブーツを履いて、ワインレッドの高級セダンを運転していたわ。どこもかもワインレッド一色。楽しいデートだったわ」

僕もワインレッドは大好きな色ですが、これはもう想像しただけで吹きますw

アメリカだから成せる技なのか、トランプだから成せる技なのか。

トランプの不動産ビジネスのやり方は徹底的に戦うこと

トランプはもうありえないほどの、ナルシストです。

自分大好き。自分が一番。自分が良ければいい。

自分の職業について、彼はぶっきらぼうにこう述べている。「俺はドナルド・トランプをやっている」

最初は父親がやっていたアパートの不動産ビジネスを手伝っていたものの、それではもっとビッグな男になれないことに気づいた彼は、マンハッタンのど真ん中にビルを持ちたいと思うようになります。

もう思い立ったら、絶対に何が何でも達成するのがドナルド・トランプ

政界ともつながりを積極的に作りに行きながら、悪名高いロイ・コーンというこれまた貪欲な弁護士と運命の出会いを果たします。

トランプは何と言っても訴訟が大好き。自分に不利益を与える相手がいれば、もう容赦なく裁判に持っていきます。そうして敵を作りまくるので、訴訟もされまくる。

その数なんと今までに3500を越えるというw

365日毎日だとしても10年くらいかかるっていうから、これは驚き。もう、普通じゃない。

そのくらいトランプの負けず嫌いと、ライバルへの徹底攻撃と、利害関係者からの憎まれ具合はすごい。

そして結局マンハッタンのど真ん中にトランプタワーという超豪華な自分の名前の入った超高層ビルを持つようになります。

これ建てちゃいますからね。自分好きすぎて!どんだけナルシストだよって!

アトランティックシティにも、カジノ作っちゃいます。赤字垂れ流しで閉鎖したけど。ここにもトランプの文字。

他にもトランプ・シャトル(飛行機)やトランプ・アイス(ただの水)とかもうなんでもトランプ!

Trumpの文字を見かけたら条件反射的に喜ぶのがドナルド・トランプです。

彼の趣味は彼について書いてある雑誌や記事を集めることですから。

トランプはエンターテインメントの領域でタレントになる

トランプがマンハッタンのイケイケ不動産ボーイから、全米に知られるようになった一番のきっかけは何と言っても

でしょう。

Apprentice: 見習い

トランプがプロデュースも手掛けたアメリカの超人気番組で、もうトランプと言ったらこれでしょっていうほどにApprenticeでトランプの成功者としてのイメージは強くなっていきました。

番組内容としては、トランプのような億万長者になりたい若者が16人ほどトランプの元に集められ(それもものすごい数の倍率を乗り越えて)、様々に出される課題をこなしながら不適格なものから脱落していき、最終的に1人を選んで採用するというもの。

採用っていうとご褒美がしょぼすぎるように聞こえますが、その時に実際に謳われていたのはトランプの持つ子会社のどっかの社長のポスト。

ハーバードのMBA出身、ど田舎の農家、ギラギラした野心家、そんな人たちがね

「こんにちは、はじめまして」

からいきなりチームを組まされ、競わされ、評価され、脱落し絶望し、生き残って歓喜するのは面白いわけですよ。

そして脱落者にはトランプがその場でアドリブで思いついたとされる

You're fired

って名言でクビにされるw

そもそも採用されるための選考みたいな感じなのに、クビって言われるこの感じ。

これがApprenticeとドナルドの必殺技となって、視聴者はテレビの前で今か今かとこのセリフを待っていたそうです。

The Apprenticeに加えて彼が本物のエンターテイナーだと確信させたのが、プロレス

WWE(プロレス団体)の会長と億万長者対決と題して、二人の自慢の髪を賭けて戦うというもの。

僕は最初プロレスの話が出てきたときは、彼がプロレスラーにでもなったのかと思いましたw

まあ身長も190とかあって、体格もいいので全然なれそうではありますが、そうではなくてお互いにプロレスラーを指名して、代理で戦って、負けたほうが髪の毛を全剃りするっていうw

彼は自分の選手が負けそうになると、リング外にいたWWEの会長にタックル、そして馬乗りに殴ります。

そして満足げな顔でガッツポーズ。

その瞬間観客はありえないほどに湧くんです。

ああ、この人は本当のエンターテイナーだな、と思いました。

トランプの一番の才能は民の言葉で語り民の心を掴むこと

彼が大統領になれたのには、マクロ、ミクロ、政治、経済、いろんな要因があるのでこれだ、と言う風にはできません。

しかしドナルド・トランプというキャラクターを考えた時に一番大きかっただろうな、と思うのは彼の人心掌握力。

いやまあアメリカの大統領選はそれがないと勝てないんでしょうけど、彼はとにかく民の心を揺さぶるのがうまい。

彼は少数のエリートのための言葉を語るのではなく、普段の生活に鬱憤が溜まって、決して満足していない民たちの代弁者になった。

本人が実現不可能だと思っている施策も、民たちが実現を願っていればそれを代言する。難しい言葉は使わず、民が共感できる言葉に変えて喋った。

それは、そこに集まった人たちが悲観的だからでも、皮肉屋だからでもない。自分たちが傷ついていることや裏切られたことを理解してくれる人が、ようやく現れたからだ。

マイケル・ムーアが大統領選の前に書いた記事が非常にわかりやすいので読んでみて下さい。

ドナルド・トランプが大統領になる5つの理由を教えよう

そして彼の主張は誰にでもわかりやすく、シンプル。

そうやって勝ってきたんです。

この人は言葉の力を持っている人ですね。いかにもアメリカって感じ。

He is the American Dream.

ですよ。

まとめ

結局僕はこの本を読んでも、やつが善人なのか、悪人なのかさえもわかりませんでしたw

ただ、たしかにわかったこともいくつかあります。

ものすごいナルシスト

もう圧倒的なまでにナルシストです。自分大好き。それだけで大統領になったんじゃないかっていうくらいに僕は思います。

ものすごいクレバー

頭がいいので、みんなが思っているような変なことはしないと思います。核ミサイルぶっ放すとか。

彼は自分の名がどう後世に残るのかとかとっても気にする人ですから、悪名高い大統領にはなりたくないんじゃないのかなと。

ただ、アメリカ第一主義は必ず貫いて来るし、しかもそれをしたたかに実行してくるでしょう。

この辺は政治素人だからと言って侮れないばかりか、だてに不動産王としてマンハッタンのど真ん中にあれだけの高層ビルを立てる男ではないということです。

正直2017年からの世界政治がどうなるのか、僕にはまったく予想もできませんが、何となく変化にワクワクしているのは僕だけではないはず。

まあ大統領としての手腕はこれからなので、これからも動向を追っていこうと思います。

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もし彼のことをもっと知りたいと思ったら買ってみたらいかがでしょう。